理学療法士の疑問

【理学療法士の学生さん必見】実習のアドバイザーをやった感想【好印象のための3つのポイント】

 

こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣

 

つい先日、実習のアドバイザーをさせて頂くことがありました

(実習指導者研修の応募落ちたので見学実習なんですけどね💦)

 

 

初めての実習指導者だったので、私の至らぬところも多かったと自覚はしているんですが、

指導者側が感じたことをまとめることで、実習生さんのためになればと思っています

 

 

実習指導者って何を考えているんだろう?

 

 

実習を控えているけど不安だなあ

 

 

って思っている理学療法士・作業療法士を目指す学生さん必見です!

 

 

この記事では以下の3点について記載しています。

・理学療法士になるための実習ってどんな感じ?

・実習がつらいって本当?

・担当した学生さんのよかったところ、直した方がいいところ

 

 

1つずつ説明しますね!

 

 

実習生さんはみんな知識量・評価の面で不安があるでしょう

薗部先生はわかりやすく臨床の考え方を提示してくれる理学療法士の先生です

なので以下の書籍は実習生さん・若手セラピストにおすすめです!

 

 

 

 

 



 

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理学療法士の実習って?

 

学校の講義だけではなく、実践の場として学生さんには施設・病院・クリニックへの実習がカリキュラムとして用意されています

 

 

実習って何年生の時にやるもの?

 

・見学実習

・評価実習Ⅰ

・評価実習Ⅱ

・臨床実習

 

 

私が学生の時はこの4つに実習が分けられていました

 

 

・見学実習  → 1年生

・評価実習Ⅰ → 2年生

・評価実習Ⅱ → 3年生

・臨床実習  → 4年生

 

 

実習のタイミングとしては上記となっていることが多いです

(3年制の専門学校はちょっとわかりません💦)

 

 

・見学実習  → 実際の現場の見学のみ

・評価実習Ⅰ → 検査を自分でやってみる

・評価実習Ⅱ → 検査の結果から問題点を考えてみる

・臨床実習  → 問題点を治療してみる

 

 

大まかに実習でやることはこんなイメージですかね

 

やることが年々、難しくなるにつれて実習の期間も長くなります

見学実習では約1週間、臨床実習になると約8週間✖️2回くらいのことが多いですね

 

 

実習ってつらい?

 

実習って馬鹿つらいって聞くけど…

 

 

こんな不安がある方もいますよね

 

昔はしんどかったと思います!

ですが結論からいうと、実習が怖いと身構えすぎる必要はないと思います

 

理由としては、今はクリニカルクラークシップという実習形態が多くなっているからですね

 

クリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)で学生の教育効果、過度なストレス軽減などのメリットがあるみたいです

 

 

↓がクリニカルクラークシップについて詳しく書いています

クリニカルクラークシップ型臨床実習の利点と問題点

 

 

・5時に学生を帰す

・課題は院内で完結させるようにする

・パワハラ等は絶対禁止

 

 

私が勤めさせていただいている病院だと上記のような取り組みを行っています(3つ目は当たり前なんですけどね💦)

 

 

・課題が終わったと思ったら朝

・怖すぎるアドバイザー

・8時に病院を出て「今日は早く終わった」とウキウキ

 

 

これらは私の実体験の一部ですが、実習形態の変化から、こんな前時代的な実習はかなり少なくなっているでしょう!

 

なので実習が怖いと身構えすぎる必要はないんじゃないかと個人的には思っています

 

 

見学実習のアドバイザーをやってみて

 

実習生さんに伝えたいことをまとめる前に、

私が担当した見学実習がかなり変わった実習形態であったことをお伝えさせていただきます

 

養成校からは実習生3人+教員1名が来ました

引率の教員がいる時点でかなり変わっていますよね💦

 

しかも、日程が3日間だったのですが3人の学生は日替わりでした

 

 

・1日目 → 実習生(A君、B君、Cさん) +  教員

・2日目 → 実習生(D君、E君、Fさん) +  教員

・3日目 → 実習生(G君、H君、Iさん) +  教員

 

 

つまり、こんな感じですね

 

3日✖️各3人で実習生9人の対応をしました

 

 

今どきの実習は短期間で教員も一緒にいることがあるんですね(しみじみ)

 

この先は実習生さんに伝えたいことをまとめていきます!

 

 

Positive

 

お、いいじゃないですか!

 

 

と、私が思った実習生さんのポジティブなポイントをまとめます!

 

見学実習だと、ここさえ守れていれば、落ちることはあまりないでしょう

 

 

言葉遣いが失礼ではない

 

私が担当した学生さんは敬語が使えていたのがすごいよかったです!

 

患者さま、他スタッフにタメ口は論外です

 

 

見学実習に行く1年生だと10代の学生も多いと思います

 

なので喋り方が、たどたどしいのは全く気になりませんでした

 

 

理学療法士も人対人の接客業なので、ここは最低限できて欲しいところですね!

 

 

遅刻しない

 

担当した学生さん9人ともに遅刻をする方がいなかったのは素晴らしいです!

 

遅刻すると、学校・見学する施設の両方を敵に回しかねません

 

学生が思っている以上に遅刻するとアドバイザー、その日対応する予定のスタッフに迷惑がかかってしまいます

(学生の頃、学校遅刻魔だった私が言えることではありませんが…)

 

印象よく保つためにも時間は厳守しましょう!

 

 

見学中に寝ない

 

見学中に寝ちゃう学生がいなくて、みんな偉い! と思っていました

 

ベッドサイドや、何をやっているか分かりにくい内容だと眠くなっちゃいますよね

 

本当は眠い学生さんも、いたかもしれませんが、アドバイザーに気づかれなかったのは偉いです!

 

 

見学させてもらっているのに、眠そうだと

 

「どうぞ見ていって😄」

 

と、見学を快く受けてくれた、患者さまに申し訳ないですからね

 

 

前日はいっぱい寝てから実習に来ましょう!

(今の実習は課題の量も多くないはずなので)

 

 

Negative

 

うーん、これはどうなんだろうなぁ

 

 

と、私が思った実習生さんのネガティブなポイントをまとめます!

 

逆に、今からまとめるポイントを意識できれば、いい印象をアドバイザーに植え付けられるかもしれませんね😁

 

 

キャッチボールが一方的

 

1つ目は会話のキャッチボールが一方的になってしまうことですね

 

実習中は学生さんに病態・評価・治療内容の説明をさせて頂いていました

 

学生さんがどこまで知識があるかわからないので、知っている情報は全て提示していましたが、とにかくリアクションが薄いですね(笑)

 

 

正直、自分が見学実習に行ったときに学校で何を習っていたか覚えてないんですよね(致命的ですね💦)

 

ただ、実習を担当するアドバイザーは臨床経験5年以上の方が多いと思うので、学生のときに受けた講義の内容を覚えている方は多くないと思います

 

 

そんな時、「ここを詳しく教えてほしい」「その言葉ってどんな意味ですか?」など聞けると、より実習が有意義になるでしょう

 

 

引率の先生の方が活き活きしてる

 

2つ目は引率の先生のほうが活き活きしていることですね(笑)

 

今回、担当させて頂いた実習は学校の先生が引率でいらっしゃいました

 

看護師さんの実習みたいですね

 

 

久々の臨床だからでしょうか?

 

先生がすごい活き活きされていて、臨床について私と2人でディスカッションをする機会が多くありました

 

 

学生さんたちからの質問は全くなかったおかげで、

 

先生がディスカッションをするために来たのか、見学実習のために学生さんが来たのか、よくわからない状態でした(笑)

 

 

引率の先生に存在感で負けちゃダメです!頑張って!

 

 

存在感が薄い

 

3つ目は存在感が薄いです!

 

学生さんたちは良くも悪くも大人しい子たちばかりでした

 

私語もなければ、質問もないって感じですね

 

 

私は質問が欲しいわけではないし、わからないことは後からこっそり調べるでもいいんですが、

 

何もないとアウトプットする上で取っ掛かりがないのでちょっと困りました

 

 

前述した通り、引率の先生の方が私といっぱい喋りましたね(笑)

 

なので、担当した9人の学生さんの名前を1人も覚えられませんでした(本当に申し訳ない💦)

 

 

大人しくするだけではなく、スタッフとコミュニケーションをとって、取っ掛かりを作りましょう!

 

何が知りたいか、どんな人か分かればスタッフから有意義なアウトプットがあるかもです

 

 

まとめ

 

まとめです!

 

私は、3日✖️各3人で実習生9人+引率の先生の対応を見学実習でさせていただきました!

 

実習生さんを担当する中で、Positiveなポイント、Negativeなポイントをまとめました

 

ぜひ、これから実習へ行く学生さんはアドバイザー視点の意見として、参考にしてください!

 

 

 Positive

・敬語が使える

理学療法士も人対人の接客業なので、敬語が使えるのは使えるのはすごいいいところです!

・遅刻をしない

時間を厳守できるのはスタッフサイドとしては助かります!

・見学中に寝ない

ベッドサイドは眠くなりがちですが我慢できていたのは偉いです!

 

Negative

・キャッチボールが一方的

「ここを教えて欲しい」と言えると、実習が有意義になりますよ!

・引率の先生の方が活き活きしてる

実習を担当しているより、先生とディスカッションをしている記憶の方が強いです(笑)

・存在感が薄い

大人しい子たちばかりでしたが、何が知りたいかもっと教えて欲しかったです

 

 

いかがだったでしょうか?

 

今回は【理学療法士の学生さん必見】実習のアドバイザーを初めてやってみた感想についてまとめさせていただきました。

 

 

この記事が皆様の実習の一助になると嬉しいです!

 

読んでくれてありがとうございました!

 

 

実習生さんはみんな知識量・評価の面で不安があるでしょう

薗部先生はわかりやすく臨床の考え方を提示してくれる理学療法士の先生です

なので以下の書籍は実習生さん・若手セラピストにおすすめです!

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

hiyoko@pt2

現役の理学療法士です ポンコツ理学療法士が1人前になるために勉強したことを発信します ◉分かりにくい脳血管疾患のあれこれ ◉転職・勉強会のすすめ 「教科書には書いていない嚙み砕いた知識」を発信します

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