理学療法士の疑問

【現役PTが解説】理学療法士のボディタッチが必要な理由【信頼を壊さないために】

 

こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣

 

 

理学療法士ってなんかボディタッチ多くない?

 

 

理学療法士に関わる機会の多い方だと感じたことがあるかもしれません

 

 

理学療法士って本当にボディタッチ多いの?

 

やばい事例ってあるの?

 

 

って気になる方は、ぜひ記事を参考にしてください!

 

理学療法士の実態を知っていれば、ボディタッチに対して捉え方を変えられるかもしれません👍

 

 

この記事では以下の3点について記載しています。

・理学療法士がボディタッチ多い理由

・ボディタッチに下心はある?

・実際にあったやばい事例

 

 

1つずつ説明しますね!

 

 

理学療法士の不正についてまとめた記事もあります🙌

 

理学療法士がどんな問題に陥りやすいのか、ぜひ読んでみて下さい😆

 

 

 

理学療法士はボディタッチが多い?

 

理学療法士がボディタッチが多いと言われる理由はなんででしょうか?

 

参考になるかもしれないので、ひよこ🐣が臨床中にボディタッチをする理由をまとめてみます!

 

先に結論を言うと、ひよこ🐣は仕事の一環でボディタッチをしています✋

 

 

触診での評価が必須

 

1つ目の理由は触診での評価が必須なためです!

 

理学療法士に触診は必須の技術です

 

触れることで患者さまの内部環境でわかることがあります

 

 

・可動域制限の原因

・筋萎縮の程度

・力が入りにくい部位

 

 

触診や他動運動で⏫の情報くらいならひよこ🐣でも何となく分かることがあります

 

 

触診も必要な評価の1つなので、患者さまに触れる機会は多いんですよね✋

 

 

介助でつい手が出ちゃう

 

2つ目の理由は介助でつい手が出ちゃうです!

 

リハビリ中の転倒は大事故です

 

転倒後には患者さまだけではなく、ご家族へ報告・謝罪の電話をしないといけないこともあります

 

場合によっては訴訟沙汰になることもあるみたいです

 

 

これくらいで転んだりしないよ大丈夫😆

 

 

患者さまからすると⏫のように思う場面でも理学療法士は安全管理のために手が出ることがあるんですよね

 

 

治療の一環

 

3つ目は治療の一環です!

 

理学療法には徒手療法という言葉がある通り、手で患者さまの身体を操作して行う治療があります

 

リラクゼーションやストレッチも徒手療法に含まれると思います

 

 

ひよこ🐣も患者さまが効率よく身体を使えるようによくハンドリングをしています

 

 

このように触れることで出来る治療もあるので理学療法士は患者さまに触れる機会は多いでしょう

 

 

ボディタッチに下心はある?

 

結論から言うとボディタッチに下心はありません

 

というのも、ひよこ🐣に関しては触診や治療中は集中していることが多いのであんまり他のことは考えていません

 

 

そして正直なことを言うと、触れて行うハンドリングや介助は療法士側も体力的にしんどいことが多いです

 

 

もう疲れたからハンドリング止めたいけど、もうちょいで変化が出そうなんだよな😮‍💨

 

 

なんてこともざらにあります

 

触れずに動きに変化が出せればかっこいいんですけどね🤣

 

ひよこ🐣は触れないと出来ないことがあるから触れるようにしています

 

 

理学療法士は下心を触診や治療に滲ませている方はほとんどいないと思っていいでしょう

 

ところが、1部ではセクハラ理学療法士がいるのも事実です

 

有名な筋膜リリースの講師がセクハラで問題に挙がったこともありました

 

(被験者を女性ばかり指名する、際どいところに触れるなど怪しいことが多かったみたいです😱)

 

日本理学療法士の実習指導に関する喚起にもある通り、一部の実習指導者には気をつけないといけない場合もあるみたいですね🙄

 

引用:日本理学療法士協会 倫理に関する取り組み

 

 

やはり、一部にはどうしようもない方もいるみたいですね😇

 

 

やばい事例の紹介

 

ここからはやばい事例を紹介しようと思います

 

前述した通り、ほとんどの療法士は治療や評価目的でボディタッチを行うので下心なんてないと思います

 

ただし、全員が全員そんな意識ではありません

 

一部では様子のおかしいことを考える療法士もいるものです

 

ここからはそんなやばい事例を紹介しようと思います

 

 

リハビリ中の性的暴行

 

1つ目の事件はリハビリ中の性的暴行です

 

 

理学療法士の男は6月と7月の2回にわたって、下半身に麻ひがある26歳の女性に対し、女性の自宅でリハビリを行っている最中に性的暴行を加えた疑いが持たれている。

女性は家族と一緒に暮らしていて、理学療法士の男は家族が見ていない隙に犯行に及んでいたとみられる。

引用: https://www.fnn.jp/articles/-/725823?display=full

 

 

理学療法士から性犯罪者が出てしまいました😨

 

内容を見ると、訪問リハビリで起こった事件のようですね

 

利用者さまを性の対象として見て、あろうことかリハビリ中に犯行に及んでしまったのは本当に擁護のしようがありません

 

 

同日に理学療法士協会から理学療法士が行なった犯罪としてお詫びの文章が出ています

 

リンク:会員による不祥事のお詫びについて

 

患者さまに触れる機会の多い仕事なので、患者さまも安心して身体を預けられる相手がいいですよね

 

そんな信頼関係を根底から壊してしまうような事件でした

 

 

理学療法士に対するわいせつな行為

 

2つ目の事件は理学療法士に対するわいせつな行為です!

 

 

山形県村山市に住む無職の75歳の男は、入院中に自分のリハビリを担当していた理学療法士に対しわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの罪に問われている。

 

 

これまでとは逆で、理学療法士が被害者のパターンですね

 

 

・カーテンを閉めて2人きりの空間を作った

・「太ももをなでる、胸をさわる」「陰部をこするようにさわる」などの行為があった

・被害者の理学療法士は半年で適応障害の診断

 

 

結構、理学療法士が患者さまからセクハラを受けてしまうことは多いと思います

 

 

ひよこ🐣もやられたことあるよ!

 

 

ですが、トラブルを避けたいのか若いスタッフほど公にしないことが多い印象です

 

お互いのためにならないので、担当を変える、リハビリは同性と行うようにするなどはしてもいいと思います

 

なぜか病院を夜のお店のように勘違いしている患者さまが一定数存在しますからね🙄

 

被害に遭われた方のようにならないよう、自分を守る行動ができるといいですね👍

 

 

  • この記事を書いた人

hiyoko@pt2

現役の理学療法士です ポンコツ理学療法士が1人前になるために勉強したことを発信します ◉分かりにくい脳血管疾患のあれこれ ◉転職・勉強会のすすめ 「教科書には書いていない嚙み砕いた知識」を発信します

-理学療法士の疑問