こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
理学療法士をとして勤務しながらケアマネージャーの資格を取る方って身近にいませんでしたか?
それは理学療法士として、5年以上の勤務をするとケアマネージャーの試験資格が得られるからです🙄
って気になる方は、ぜひ記事を読んでください!
働き方の変化を考えるきっかけになると嬉しいです👍
この記事では以下の3点について記載しています。
・ケアマネージャーのおさらい
・兼任が難しい理由
・理学療法士がケアマネジャーの資格を取る最強のメリット1選
スキルアップのための選択肢に上がる民間資格をまとめた記事もあります
この記事を見ている方は上昇志向が高そうなので、ぜひ参考にして下さい👍
ケアマネのおさらい
まず、ケアマネージャーのおさらいからしてみましょう!
介護支援専門員は、介護保険法等を根拠に、ケアマネジメントを実施することのできる公用資格、また有資格者のことをいう。
引用:Wikipedia
ケアマネージャーは正式名称を介護支援専門員というみたいですね
小難しいことが書いていますが、介護保険分野のプロフェッショナルっていう解釈でいいと思います👍
ケアマネージャーとは?
ケアマネージャーにはどうすればなれるのでしょう?
介護支援専門員として登録・任用されるには、都道府県の実施する「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、「介護支援専門員実務研修」を修了する必要がある(第69条の2)。
引用:Wikipedia
というわけで、試験に合格すればケアマネージャーになることが出来ます
ですが、受験資格を得るには以下のどちらかの要項を満たさなければなりません
・指定の国家資格に基づく業務に5年以上(かつ900日以上)従事
・施設などで相談援助業務に通算5年以上(かつ900日以上)従事
試験を受けるまでのハードルが高いですね😅
ちなみに指定の国家資格が
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語療法士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士
これらになります!
なので、理学療法士を丸5年勤めると試験資格が貰えるんですね
試験の難易度
試験の難易度はどうなってるんでしょう?
毎年の合格率は10~20%程度となっています
理学療法士の国家試験の合格率が毎年80%前後なので、試験の難易度はケアマネージャーの方が高いと思っていいでしょう😅
試験合格のための勉強時間は100~200時間必要と言われています
理学療法士は介護保険分野、ケアマネジメントについて、詳しい方は少ないと思います
なので、みっちり200時間勉強する前提でいいと思います👍
働きながら勉強時間を確保するのが一番大変なポイントだと思います!
理学療法士と兼任する時の注意点
理学療法士とケアマネージャーを兼任するときにいくつか大変なポイントがあります
知らないと躓いてしまうかもしれないので事前に確認しておきましょう👍
試験を合格して終わりでは無い
ケアマネージャーの試験は合格したら終わりではありません
実務研修というものをクリアしなければ資格証が貰えません😞
・試験に合格する
・実務研修を受ける
・研修修了の証明書を都道府県に提出
・介護支援専門員証が交付される
試験だけで全てが完結する訳ではないのですね🙄
特に注意するべきなのは実務研修のところです
実務研修は87時間用意されており、3~6ヶ月にわたり実施されます
・シフトが融通効きやすい
・職場が実務研修を配慮してくれる
職場が⏫のような所じゃないと大変だと思います😱
少なくとも、職場に連絡せずにこっそり資格を取るのは難しいかもしれません
給料は上がらないかもしれない
ケアマネージャーの年収:435万円
理学療法士の年収:430万円
見てわかる通り、平均年収ではほとんど差がありません🙄
理学療法士がケアマネージャーの資格を取ったからといって、給与が大きく変化することはないでしょう
ケアマネージャー:約30~40万円
理学療法士:約90~100万円
ざっくりですが、それぞれの職種が上げる月の収益です
ケアマネージャーは絶対に必要な仕事ではあるんですが、収益面を考えると少し理学療法士には劣ってしまいます
理学療法士が単位を取らずにケアマネの業務に力を入れると渋い顔をされそうですね
ひよこが経営者なら少しでも加算の付いている方に介入して欲しいかもです😑
これらの事を考慮すると、ケアマネの資格を取っても、キャリアアップ&給料アップとサクサク行くかはなんとも言えませんね
病院で業務の兼任は現実的で無い
理学療法士もケアマネージャーも中々に忙しいです
+業務
理学療法士
18単位の診療(6時間)+業務(カルテ、添書、計画書、カンファ資料、新患・受け持ち患者様の情報収集、委員会、その他の雑務)
ケアマネージャー
ケアプランの作成、介護サービス事業者との調整、介護保険の給付管理、医療機関や介護施設との連携、要介護認定の代理申請、利用者宅への訪問・聞き取り、関係者への連絡
理学療法士は診療の時間長いし、ケアマネさんは常に引っ張りだこな印象です
両立出来るかと言えば恐らくNOでしょう
身体が2つ必要になります(笑)
大体の職場では身体機能に詳しいケアマネor介護保険分野に詳しい理学療法士に落ち着きそうな気がします
両立を目指すなら、働き方という点に関して、職場と綿密な相談が必要でしょう
兼任する時のメリット
理学療法士とケアマネージャーを兼任するメリットをここでは紹介します!
・キャリアアップにつながるかもしれない
・セカンドキャリアのチャンスになるかも
・介護保険分野に詳しくなる
このあたりも充分メリットですが、今回は最強のメリットを1つだけ紹介します
独立ができる
ひよこが考えるケアマネージャーの資格を取る最強のメリットは独立が出来るです
理学療法士は独立が出来ませんが、ケアマネージャーであれば居宅介護支援事業所を開業することが出来ます
・病院、施設の職員間の煩わしい人間関係から開放される
・休日、休み時間など働き方を自分で決められる
・自宅を事務所に出来るので通勤時間ゼロ
拘束時間が長い理学療法士からすると魅力的に見えますよね👏
ですが、ケアマネージャーであれば誰でも独立できる訳ではありません
主任ケアマネージャーの資格が必要になります
主任ケアマネージャーとは?
主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)とは、介護保険制度の改正によって2006年に誕生したケアマネージャーの上位資格です。ケアマネージャーの指導や育成、相談対応などを行うリーダー役を担い、地域の介護における課題の発見や解決にも取り組んでいます。
Googleの文章生成AIでは⏫のように出てきました
開業には管理者が主任ケアマネージャーでなければいけません
主任ケアマネージャーの資格を取るための条件は以下の4つです
1.専任の介護⽀援専⾨員として従事した期間が通算して5年(60カ月)以上である者(管理者との兼務期間も算定可能)
2.ケアマネジメントリーダー養成研修修了者または⽇本ケアマネジメント学会が認定する認定ケアマネージャーであって、専任の介護⽀援専⾨員として従事した期間が通算して3年(36カ月)以上である者(管理者との兼務期間も算定可能)
3.主任介護⽀援専⾨員に準ずる者として、現に地域包括⽀援センターに配置されている者
4.その他、介護⽀援専⾨員の業務に関し⼗分な知識と経験を有する者であり、都道府県が適当と認める者
引用:https://biz.moneyforward.com/establish/basic/53741/
資格を取るための条件として経験、研修の修了、配置先が必要みたいです
理学療法士になってからケアマネージャー資格を取るまでに5年、ケアマネージャーから主任ケアマネージャーの資格を取るまでは更に5年必要みたいですね
研修:70時間、5万円
更新研修:46時間、4万円
主任ケアマネージャーは5年で更新研修が必要です
主任ケアマネージャーになって開業すれば、病院勤務の理学療法士とは一線を画した働き方が選択できます
ですが、準備は一朝一夕で出来るものではありません
興味のある方はしっかり年単位でプランを立てて行動したいですね👍