こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
私は社会に出てから理学療法士を続けていますが、理学療法士は他の仕事とは違う魅力ががあると思っています😳
学生さんだと勉強に、療法士だと日々の業務に追われて忘れがちですが理学療法士の魅力についておさらいしてみましょう
って方の参考になると嬉しいです!
この記事では以下の2点について記載しています。
・理学療法士の魅力
・理学療法士の欠点
魅力のある仕事ですが理学療法士は右肩上がりで数が増えているので「飽和状態」と言われています
ですが、ちゃんと理学療法士には需要があって、今後も求められる存在だと思います
詳しい理由は⏬の記事も参考にして下さい🙌
理学療法士の魅力とは?
理学療法士の魅力についてまとめてみようと思います
これから理学療法士を目指すの背中を押したり、理学療法士として働いているけど迷走中の方の助けになると嬉しいです😙
身体機能の回復に一番近くでに関われる
1つ目は身体機能の回復に一番近くでに関われるです!
これは理学療法士の特権ですね🤔
⏫のように治療や自然回復、リハビリの効果で出る変化に一番関わりやすいのは理学療法士だと思います
昨日より良くなっている、楽に動けるなんてことは誰でも嬉しいものです
それに関われるのでつい療法士側も嬉しくなってしまいます
ひよこ🐣は理学療法士で勉強熱心な方が多いのはこの特徴が原因だと思っています
・リハビリが身体機能が向上する方の支えになると嬉しい
・上手くリハビリで結果が出ないと悔しい
誰だって⏫のように思いますからね
患者さまと一番まとまった時間関わる
2つ目は患者さまと一番まとまった時間関わるです!
・Dr:回診、IC、処置が必要な際に関わる
・Ns:処置、検温、入院中の看護で関わる
・MSW:必要であれば介入する
・理学療法士:処方が出ていれば入院中は毎日20分以上関わる
入院中に医療スタッフが患者さまに関わる機会は⏫のようなことが多いです
意外とDrが関わる機会は少なくて、特別な処置が必要でなければ朝の回診の数分だけ患者さまと会うことが多いです
主治医の先生の顔と名前わかんないんだよね😅
Nsも病棟に常駐してくれているので入院患者さまの常に近くにいます
ですが、基本Nsと入院患者さまは1対多数なので手厚い看護、処置が必要でない方ならあんまり顔を合わせている時間はないんですよね
回復期病棟Ⅰでは13人の患者に対して最低1人の看護師が配置されます
理学療法士は1回のリハビリで20分以上関わることが算定条件になっています
長い方であれば毎日1時間×180日なんて関わりになるかもしれません
なので、理学療法士は何年経っても患者さまの記憶に残る仕事だと思います
なかなか関わった相手の記憶に残り続ける仕事は多くないですからね😗
・学校の先生
・いつも行くコンビニの店員さん
・長く通った美容院の美容師
ひよこ🐣の記憶に残っている方は⏫くらいですかね😌
人の記憶にいい形で残る仕事はそう多くないと思うので理学療法士はとても素敵な仕事だと思いますよ☺️
年々技術は向上する
3つ目は年々技術は向上するです!
ちゃんと勉強していれば理学療法士としての技術は年々向上していくものです
なんやかんやで毎日いろんな仕事があってそれをこなすために勉強しないといけませんからね
・振り返ってみれば数年前より視野が広くなっているな
・触診でわかること多くなっている気がするな
⏫のように長期間で考えると理学療法士もレベルアップしていることも多いと思います
脳死で仕事をしていると流石に技術向上はできないと思います
ですが、数年前と比較してできることが増えているなら、きっと毎日のタスクに頭を回転させて頑張った結果なんでしょう
手取り早く経験値を得る方法としてセミナー・講習会の参加があります
・お金がかかる
・休日が潰れる
・めんどくさい
こんなブロックはありますが自分に合った勉強会に参加できれば明日からの臨床の見え方が変わるかもしれません
自分に合った勉強方法についてまとめた記事もあるので参考にしてみてください👍
みんな動きが違うからマンネリ化しない
4つ目はみんな動きが違うからマンネリ化しないです!
人間の動きは千差万別です
・長年の動きの癖
・その方の特徴的な筋肉の付き方、骨格
・バランスの取り方
・感覚の鋭さ
⏫はほんの一部ですが1人1人違う特徴があります
みんな違うのでリハビリは単純作業になりにくいと思います
工場で同じ商品に対して仕事をするわけじゃなくて、特徴のある人間に対してリハビリをしますからね
(工場が楽な仕事って言ってるわけじゃないですよ、ひよこ🐣の父も工場勤務で尊敬しています✨)
何が言いたかと言いますと、単純作業ではないので飽きが来にくいです
飽きが来なくて、何年もできる仕事ってそんなに多くないと思いますよ🙌
理学療法士の欠点は?
いいことばかり紹介するのもどうかと思うので欠点も紹介しておきます
両方を天秤にかけて療法士としてどう働くか考えられるといいですね🙄
給料が低い
1つ目の理学療法士の欠点は給料が低いです
理学療法士の年収は以下の通りです
日本の正社員の平均年収:523万円
理学療法士の平均年収:430万円
引用:厚生労働省調べ https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/167
これをみて、そんなことを思う方は中々いないでしょう😅
見た通り、理学療法士は一般的なサラリーマンより給与が低いと考えていいでしょう
年収が7.5万ドル(約800万円)を超えるとそれ以降は、年収と幸福度の相関があまり見られないというのです。
研究結果をかみ砕いて説明すると、年収800万円までは年収が上がるに従い幸福度が上昇しますが、
それ以降は年収が増えても幸福度はあまり変わらないとされている。
引用:https://www.bk.mufg.jp/column/keizai/0008.html
紹介したのは、プリンストン大学のアンガス・ディートン教授の研究です!
ただ、年収800万円は理学療法士として働いているだけでは難しい額だと言えるでしょう
残業が多い
2つ目は残業が多いです!
理学療法士は診療以外の業務も結構多いです
カルテ、計画書の作成、カンファレンス資料の作成、他職種への予後予測の提示、自宅環境の整備のための提案、退院時指導、転院時の添書の作成、研究活動、教育業務
ぱっと思いつくものだけでこれだけあります😇
本業は診療だけど、診療以外のことにパワーを割かれすぎると、だんだんすり減りますよね
業務が多いと、結局キャパを超えて、残業しちゃう方が多いと思います
今、ひよこ🐣と働いている同級生は業務量に押されて残業の頻度がかなり多いです
残業分給料は上がるかもしれませんが、確実に残業が多いのはデメリットだと思います
リハビリは難しい
3つ目はリハビリは難しいです!
大前提ですが、リハビリは難しいです😂
即時効果や長期的に狙った変化を治療で出すなんてなかなかできることではありません
なんせ、足の怪我だからといって足のことだけ考えていれば全部解決なんて単純じゃないことも多いですよね🙄
視野が狭くなってしまったことでひよこ🐣も何度失敗したかわかりません😱
理学療法は経験年数を重ねるだけではいい結果が出にくいです
結果を出すためにそれ相応の準備、知識が必要だと有名な先生(園部先生)が言っていました。
人間関係がしんどい
4つ目は人間関係がしんどいです!
理学療法士はしっかりと縦社会で、職場では体育会系のノリが求められることが多いです
これは昔ながらの体育会系の業界が良くなくて、いつまでもその習慣が残っている職場があるんですよね
1年目の新人の子に雑務を押し付ける、忘年会では1年目の子に芸をさせるなどですね
(全部の職場ではないですよ😅)
・何故か後輩に厳しい
・自分の臨床が絶対だと勘違いしている
体育会系の縦社会なので、この⏫のようにモンスター理学療法士が働いている職場があったりします
(苦い思い出があるので、ひよこ🐣の口が悪いですね、すみません🙇🏻♂️)
また、リハビリは人対人の接客業です!
患者さまとの関わりでも、円滑な人間関係が求められます
なかなか、頑固なお父さん・お母さんや、こだわりの強いご家族がいらっしゃるんですよね🙄
大体の職場は1人の患者さまに対して、1人のセラピストが毎日対応することがほとんどです
考えが合わない、偏屈な方と毎日リハビリするのも、気疲れしちゃいますよね😢
ひよこ🐣がモンスターお局にモラハラを受けた経験をまとめた記事もあります!
人間関係で悩んでいる方、管理職の方にぜひ読んで欲しいです👍