こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
先輩の理学療法士、学生のときに関わった理学療法士はすごい賢く見えますよね🤓
ですが、理学療法士は本当に賢いのでしょうか?
って気になる方は、ぜひ記事を参考にしてください!
事前に理学療法士の特徴を知っておくのもいいでしょう👍
この記事では以下の3点について記載しています。
・養成校の特徴
・国家試験の難易度
・理学療法はどれくらい頭を使う?
理学療法士におすすめの書籍をまとめた記事もあります🙌
どれも必須級の知識が得られる書籍を紹介しているので、ぜひ読んでみて下さい😆
本当に理学療法士の頭はいいの?
本当に理学療法士の頭はいいのでしょうか?
客観的な数字を踏まえて、ひよこ🐣が理学療法士の賢さをどう思うかまとめてみますね🙌
養成校の偏差値は?
理学療法士になるためには養成校へ入学しなければいけません
ユーキャンとかでお手軽に取れる資格ではないんです😂
そんな養成校の偏差値ですが、結構上下動があります
・広島大学 医学部:偏差値65.0
・北里大学 医療衛生学部:偏差値50.0
・群馬医療福祉大学 リハビリテーション学部:偏差値45.0
・東京医療学院大学 保健医療学部:偏差値35.0
かなり、偏差値の幅は大きいですね😅
偏差値60オーバーの難関大学から、偏差値30台の大学まで、色んな場所で理学療法が学べます
なので、医者や弁護士とは違い、高学歴の方だけがなれる職業って訳ではありません
国家試験の難易度は?
理学療法士は国家資格です🤓
理学療法士として働くためには国家試験に合格しなければいけません
そんな国家試験の合格率は毎年8割程です
第55回:86.4%
第56回:79.0%
第57回:79.6%
第58回:87.4%
第59回:89.2%(2024年)
試験を作る方が変わった年などは多少合格率が下がってしまうこともありますが、大体8割が合格するように設定されている印象です
・司法試験予備試験:4%前後
・医師国家試験:90%前後
・税理士:15~20%
・行政書士:10~15%
国家試験の合格率で言えば、他の国家資格と比較して、理学療法士は決して難しい国家試験では無いと言えそうです
(医師国家試験は国家試験までのカリキュラムが厳しいので、そこで振り落とされる方が多いみたいですね😱)
司法試験予備試験は合格率4%なんてシビアですよね🥹
ひよこは受かる気がしません🤣
天才、秀才は理学療法士になるのを避けるかも
というのが個人的な意見です🤔
というのも、少し事前情報を調べれば理学療法士を取り巻く環境がどんどんシビアになるのが分かるからです
一昔前は理学療法士の年収は1,000万円を超えていた時もあります
ですが、それは無茶苦茶な単位(お金)の取り方が出来ていた時代のことです
・単位数は厳しく上限が設けられる
・手間がかかる書類を作って、やっと少しお金が貰える
度重なる診療報酬で、⏫のように理学療法士はどんどん稼ぎにくい職業になっています
賢い方は理学療法士よりも楽に稼げる職業を選ぶのではないでしょうか?
仕事ではどれくらい頭を使うの?
ここまで説明すると理学療法士はバカでも出来そうと思うかもしれません
ですが、やろうと思えば、いくらでも考えなきゃいけないことがあるのが理学療法士です😇
脳死でできる仕事ではない
決して、脳死で何も考えずできる仕事ではありません
・診断名の確認
・既往歴
・手術歴
・Drカルテ(脳外、その他も特に循内)、Drの指示
・Nsカルテ
・リハビリのカルテ
・画像(脳、胸部)
・エコーなどの検査結果
・血液データ
・薬歴
・生活歴
安全にリハビリをするために、最低限⏫くらいの情報は確認しなければいけません😅
・どんな感覚を与えると、どんな運動が起きるか
・ハンドリングしてどんな反応が得られるか
・どの方向に運動が出来ないか
・どんな言葉を与えればいいか
・どの環境でパフォーマンスが上がるか
さらに、身体機能を上げるために⏫のような情報もリハビリ中に集める必要があります
理学療法はぼーっとしながら出来る仕事ではないんですよね🤤
ちゃんとリハビリするならいくら学んでも足りない
ちゃんとリハビリをしようとすると、いくら学んでも、学び足りません
・運動器・脳血管・呼吸器・ガン・廃用・心大血管・小児
など、理学療法士が関わる分野は多岐にわたっています
ここからさらに、運動器だと圧迫骨折・大腿骨頚部骨折・橈骨遠位端骨折、脳血管だと各部位の脳機能・血管支配・SAHなど疾患・病態について学ぶことになります😂
これだけでも情報はかなり多いのに、リハビリは新しい知見がどんどん増えていきます
知識をアップデートしていくことを考えると、勉強に終わりはないと思います😇
ですが、現状の診療報酬ではリハビリの質ではなく、量が重視されています
そんな現状なので、知識・技術がなくてもリハビリはできてしまうので、みんながみんな必死に勉強しているわけではないというのが現実です
ひよこ🐣の見解
ここまでの記事をまとめると、以下のように思われます
・学力的に賢くなくても養成校への入学はできそう
・国家試験の合格率は高い
・リハビリ中に考えることは多い
・理学療法士として学べることは多い
つまり、養成校のカリキュラムをクリアできれば、理学療法士になるのは難しくないと思います
ですが、大切なのは、その後の勉強ですね🙄
なので、理学療法士は卒後も勉強を頑張った頭がいい方、卒後は勉強をやめたあんまり頭が良くない方の両方がいると考えられます
賢い方は本当に知識の引き出しが多く、臨床推論を考える速さも凄いものです👏
また、個人的な意見ですが、勉強をしないのが悪というのも違う気がしています
みんなが自身の理学療法士像を目指して勉強出来るといいですね!