こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
理学療法士を目指す学生さんにとって、実習は国家試験に次ぐ壁だと思います😅
って方は、ぜひ記事を参考にしてください!
落ちる人の特徴を知っていれば反面教師で気をつける事ができますからね👍
この記事では以下の3点について記載しています。
・実習の概要
・実習で辛いこと
・実習で落ちる人の共通点
ひよこ🐣は実習の指導者をした経験もあります!
指導者側の考えを知るのに以下の記事も参考にしてください🙌
理学療法士になるための実習って?
まずは実習の概要からおさらいしましょう🫡
理学療法士は国家資格です🎓
国家試験を受けるためには養成校で決められたカリキュラムをクリアしなければなりません
そのカリキュラムに実習が組み込まれています😂
実習は病院やクリニックなど、理学療法士が働く現場で臨床的な理論や技術を学ぶ場になっています
小学生・中学生でいうところの、社会科見学みたいなイメージですね😆
実習って何回あるの?
大学であれば、5回実習に行く事が多いです
・見学実習
・評価実習Ⅰ
・評価実習Ⅱ
・臨床実習×2回
・見学実習 ➡️ 理学療法士が働く現場を見学する
・評価実習 ➡️ 自分で患者様に対して検査をしてみる
・臨床実習 ➡️ 検査結果からどこが問題か考えて、自分で治療をしてみる
こんな感じで、実習が進むにつれて学生は求められる事が増えてきます😅
実習の期間ってどれくらい?
・見学実習:5日
・評価実習Ⅰ:2週間
・評価実習Ⅱ:3週間
・臨床実習:6〜8週間
養成校によって、誤差はあるかもしれませんが大体これくらいです
短いところだと、半日×3日で見学実習終わりの学校もありましたが😂
実習の時間としては、現場で働くスタッフと同じで、朝から夕方まで実習のところがほとんどです
実習って何がつらいの?
個人差はありますが、実習は普段の大学の講義より、よっぽど大変だと感じる方が多いです😓
何がそんなに大変なのかまとめてみます
気を張り続けないといけない
1つ目は気を張り続けないといけないです!
普段と違う環境で学ばないといけないだけでも大変ですよね
さらに、アドバイザーと呼ばれる指導係の理学療法士が隣にいて、アドバイザー次第では留年させられると考えると、
全く肩の力が抜けませんね😭
(後述しますが、そんなすぐ単位落とすことはないんですがね😅)
時間と労力が大きい
2つ目は時間と労力が大きいです!
実習が夕方に終わると
とはならないんですよね😂
課題は実習時間に完結する事がほとんどだと思いますが、明日の準備・予習、今日わからなかったことの復習など、やらなきゃいけないことが多いです
また、実習は学校の講義より学ぶことが臨床的なので、手持ちの教科書で臨床の疑問を解決するのも大変なんですよね😢
実習の疑問の解決には、下手な学校のレポートを片付けるよりも、時間と労力を費やすかもしれません
患者さまとのコミュニケーション
3つ目は患者さまとのコミュニケーションです!
理学療法士は患者さまのニード(要望)に沿って目標を立てて、信頼関係を築く中でリハビリを進めることがほとんどです
もちろん実習中の学生にも、コミュニケーションのスキルは要求されます
言ってしまえば、理学療法は接客業ですし、リハビリをする上では、患者さまとコミュニケーションが必須なんですよね🧐
・患者さまは年上で、目上のことが多い
・リハビリで必要な会話がわからない
・患者さまによっては、頑固で怖い方もいる
ですが、これらのことから、意外とコミュニケーションを取ることは難しいです
必要な情報を聞けて、リハビリ目標の共有まで出来る学生はそういないでしょう
実習先で求められる知識が違う
4つ目は実習先で求められる知識が違うです!
整形外科と内科の病院ではリハビリで求められる知識は違います😅
同じ整形外科でも、怪我したばかりの方が多い急性期とこれからリハビリをガツガツやる回復期では必要な知識が変わってきます
つまり、前回の実習が上手くいっても、次の実習では求められる知識が違うので上手くいくとは限らないのです😭
実習先に合わせて知識のアップデートが必要になります
施設に合わせて柔軟な対応力、知識が必要なのはなかなか大変ですね😇
アドバイザーからのフィードバック
5つ目はアドバイザーからのフィードバックです!
フィードバックの大変さはアドバイザーによりけりだと思います
なんて学生が一昔前ではザラにいました😂
旧時代的ですよね(笑)
今はクリニカルリーズニングっていう実習外の時間で学生に負担をかけないようにする考え方が、
学校・施設ともに増えているので大体5時に帰路につけると思います
ですが、フィードバックに関してはアドバイザーのアウトプットする能力が重要になっていると思います🧐
結構、要領を得ない話し方をするセラピストって多いです😂
1時間フィードバックの時間があっても、前半の話なんて覚えてないですよね?
臨床に出るのが初めての学生さんだとアドバイザーのアウトプットが実習の理解度に繋がってくるので、フィードバックが端的でわかりやすいって大切だと思います
・帰る時間
・課題の明確化
・臨床の理解度
・フィードバックのストレス
これらはアドバイザーからのフィードバックで変わってくる要素です!
もしかしたら、フィードバック次第で実習が大変に感じてしまうかもしれません😅
実習に落ちる人の共通点
ここからは実習で躓いてしまう方の共通点をまとめていきます!
これから実習を控えている方は反面教師にして下さい👍
課題が消化できない
1つ目は課題が消化できないです!
実習中は毎日の課題、1人の患者さまを通しての課題があることが多いです
最近は学生の負担軽減で課題がないこともあるみたいですが🙌
ですが、実習だけで大変なのに、課題もあると本当に大変なんですよね😅
大変なのは重々承知なんですが、課題をあまりにもこなせないと、意欲的な問題をアドバイザーから疑われてしまいます😭
正直、現役理学療法士のひよこ🐣からすると、学生さんレベルの知識量では臨床を上手くレポートにまとめるなんて出来ないと思っています
他の理学療法士も、学生さんに完璧なレポートを作ってきて欲しいなんて求めていないでしょう😓
つまり、課題の内容は完璧を求めず、かつサボった感を出さない、世渡り上手な方が実習を負担なくこなせる印象です🙄
真面目すぎて完璧な課題遂行を求める、サボり過ぎてしまう方は注意が必要です!
コミュニケーションに問題がある
2つ目はコミュニケーションに問題があるです!
ひよこ🐣的にはコミュニケーションで躓く学生さんが一番多い印象です😭
アドバイザーや他の理学療法士とコミュニケーションを取れないと致命的になりかねません
みたいな、考え方をするのは良くないです✋
・疑問は解決しないことが多い
・その場で疑問が解決しないことは時間のロスになる(自分で調べるより聞いたほうが早い)
・質問することで意欲をアピールできる
コミュニケーションを取らない、質問をしないことはデメリットにしかなりません
ひよこ🐣は臨床で後輩に意見を求めることもあります
実習中は積極的にコミュニケーションを取って、療法士に気になることをガツガツ聞くようにしましょう!
コミュニケーションを怠ることが実習で落ちるリスクになってしまいます😂
時間管理ができない
3つ目は時間管理ができないです!
これは社会人的な要素になりますね👜
時間を守れないのは印象が一気に悪くなってしまいますからね😅
朝の遅刻や、スタッフと約束した時間に遅れてしまうのは避けるようにしましょう👍
時間を守るのは当たり前のことですが、ひよこ🐣も起きたら家を出る時間を過ぎていたこともあるので注意です🚨
遠方への実習だと1人で宿泊も珍しくないですからね
普段、実家暮らしの方は特に注意しましょう
医療職としての自覚が薄い
4つ目は医療職としての自覚が薄いです!
これに関しては、個人情報の取り扱いが特に注意しなければいけません
うっかり個人情報を外へ漏らしてしまうと施設・養成校の両方に迷惑がかかってしまいます
みたいなことをSNSに投稿すると終わりです😭
SNSへの個人情報流出が病院スタッフ・養成校に見つかって、その場で実習終了になった例があります
個人情報については養成校で学ぶとは思いますが、うっかり流出には注意しましょう!
まとめ
まとめです!
理学療法士になるためには実習をクリアしなければなりません😂
・見学実習
・評価実習Ⅰ
・評価実習Ⅱ
・臨床実習×2回
大学であれば、以上のように全部で5回、実習に行く事が多いです
・気を張り続けないといけない
・時間と労力が大きい
・患者さまとのコミュニケーション
・実習先で求められる知識が違う
・アドバイザーからのフィードバック
実習は辛いことがほとんどですが、理由としては上記の5つが挙げられます
・課題が消化できない
・コミュニケーションに問題がある
・時間管理ができない
・医療職としての自覚が薄い
実習で躓いてしまう理由はこの4つがほとんどではないでしょうか🧐
いかがだったでしょうか?
今回は理学療法実習での失敗を避けろ【成功の鍵と注意が必要なポイント】についてまとめさせていただきました。
この記事が皆様の参考になると嬉しいです!
読んでくれてありがとうございました😆
ひよこ🐣は実習の指導者をした経験もあります!
指導者側の考えを知るのに以下の記事も参考にしてください🙌