働き方

理学療法士が面接用に知っておきたいニュース【厳選ニュース8選】

 

こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣

 

就活の面接で最近のニュースを聞かれることってありますよね?

 

 

何も準備しないと、頭真っ白でフリーズしちゃう方も多いと思います😂

 

 

理学療法士がチェックするべき最近のニュースって何?

 

 

って方は、ひよこ🐣が理学療法士がに関係するニュースをまとめるので参考にして下さい!

 

面接直前の方の参考になると嬉しいです☺️

 

 

この記事では以下の2点について記載しています。

 

・面接で最近のニュースを聞かれることってある?

・現役理学療法士が気になるニュース8選

 

 

1つずつ説明しますね!

 

 

 

ちなみに、ひよこ🐣が受けた就職試験をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にして下さい👍

 

 

 



レバウェルリハビリはリハビリ職向けの転職サービスです。

 

ココに注意

・電話の時間が悪い
・アドバイザーからの返信が遅い

 

ココがおすすめ

・無料で学生のうちから登録できる
・給与交渉や勤務時間のご相談もしっかりサポートしてもらえる
・医療・介護系に特化したサービスなので「非公開求人」が非常に豊富

 

 

面接で最近のニュースを聞かれたらどうすればいい?

 

ひよこは理学療法士になってから過去5回ほど採用試験の面接を受けていますが、

 

 

最近気になるニュースはありますか?

 

 

とは聞かれたことはありません🙄

 

 

ですが、一般的な就職試験で気になるニュースは聞かれやすい質問なので準備しておくに越したことはないでしょう

 

という訳で、現役理学療法士のひよこが、理学療法士なら気になってしまう厳選ニュースを8つ紹介します

 

面接の準備中の方が参考になると嬉しいです☺️

 

 

理学療法士の議員当選

 

1つ目は理学療法士の議員当選です!

 

令和5年に理学療法士の田中昌史さんが参議院議員に当選しました

https://tanaka-masashi.com/

 

 

令和4年に小川克巳さんが参議院議員から落選してしまい、一時期理学療法士の議員がいませんでした😇

 

つまり、政治から理学療法士を守ってくれる方がいなかったんですね

 

 

訪問看護ステーションから、理学療法士が対象者さまのお家へ行って、リハビリをするサービスを聞いたことはありますか?

 

そのサービスは今、訪問リハビリとは呼びません😭

 

リハビリ専門職による訪問看護ステーションからのリハビリは、看護業務の一環という位置づけになっています😔

 

 

訪問看護という大枠の中に訪問リハビリも吸収された訳です

 

なので、訪問看護ステーションから対象者さまのお家へ行ってリハビリしている理学療法士は、看護をしている事になっています

 

今は【訪問看護でリハビリを行う】という表現になっています😭

 

 

こんな風に、議員として政治から理学療法士を守ってくれる方がいないと、理学療法士の立場がどんどん狭くなっちゃうんですよね

 

これからの田中議員の活躍に期待という意味で、1つ目のニュースに挙げさせて頂きました😌

 

ちなみに、田中議員の活動の一部にベースアップ加算があります

 

 

介護職員に対して3%程度(月額 9,000 円相当)引き上げるための措置という意味合いが強く、介護職員以外の職種にも配分することが可能な加算です。

 

 

⏫がベースアップ加算の説明です😳

 

ベースアップ加算は理学療法士の賃上げにも影響していて、令和6.7年で給与の4.5%UPが期待できます

 

 

非常に嬉しい変更でした🥳

 

 

 

 

ここからが、さらに最新ニュースです🙌

 

 

10月27日投開票の第50回衆議院選挙で理学療法士の議員は3人になりました

引用:【速報】理学療法士の東克哉氏、比例復活で衆議院選挙に当選

 

 

理学療法士の議員は田中まさし氏、山口かずゆき氏、東かつや氏の3人に増えました🎉

 

本格的な活動はここからだと思いますが、現場の療法士に還元されるような政策があると嬉しいですね

 

何か変化があれば、随時このサイトで取り上げようと思います🙌

 

 

令和6年の診療報酬改定

 

2つ目が令和6年6月からの診療報酬改定です!

 

今回の診療報酬は改定が大きく、算定などお金に関わる変化も少なくありません

 

なので、最新の変化をキャッチする意味でこのニュースを挙げました!

 

https://www.pt-ot-st.net/contents4/medical-treatment-reiwa-6/department/3060

 

詳しい内容は⏫のリンクから確認して下さい!

 

 

面接の時は、就職試験先の病院・施設と関係する内容の要点を押さえておけば充分だと思います👍

 

 

せっかくなので、ひよこが気になる改定も2つだけ紹介していきます!

 

 

・急性期の算定加算が始まる

・回復期病棟で短期間のFIMの測定が必要となる

 

 

急性期の算定加算が始まる

 

急性期リハビリテーション加算が14日目まで算定できるようになります

 

急性期リハビリテーション加算は今まではなかった、新しい加算になります🆕

 

 

急性期の患者様なら誰にでも算定できる訳ではなく、Barthel Indexの数値、認知機能、特定の治療(輸血、人工呼吸器など)の基準があるようです

 

 

・BIは10点以下

・認知症高齢者の日常生活自立度でランクMでせん妄がある、抑制が必要など

 

 

一例ですが、⏫のような評価をした上で算定することになります

 

 

初期・早期加算に加えて、新しい加算もできるようになるので、早期からのリハビリがより重要視されそうですね

 

ちなみに急性期リハビリテーション1単位50点となります

 

1単位20分の介入で500円プラスで算定できる計算ですね🙌

 

 

1日6単位✖️14日間✖️500円🟰42,000円

1日9単位✖️14日間✖️500円🟰63,000円

 

 

毎日しっかり算定すると、まとまった額になりそうです🤔

 

 

回復期病棟で定期的なFIMの測定が必要となる

 

回復期リハビリテーション病棟入院料を算定するために、定期的(2週間ごと)にFIMを測定しなければいけなくなりました

 

また、FIM測定のために、医師、PT、OT、STは研修が推奨されています

 

 

つまり、回復期病棟としてお金を貰うためには、正確な評価を高頻度でしなくてはいけないんですね🙌

 

回復期に勤めるスタッフは、多少業務の変化があるかもしれません

 

本当にリハビリは制度ばっかり厳しくなって、全然稼げない職業になっていますね(笑)

 

 

回復期病棟でも運動器の算定は6単位に制限

 

3つ目は回復期病棟でも運動器の算定は6単位に制限です!

 

これも診療報酬改定に関わるものですが、衝撃なので上の記事とは別にピックアップしました😭

 

 

今までは回復期病棟では運動器リハビリテーションは9単位まで算定できていました

 

それが、改定後には6単位に制限されるというニュースです

 

背景には回復期病棟で6単位以上のリハビリを行なってもADLに大きな変化がなかったからとされています😱

 

引用:PT-OT-ST.net

 

 

 

 

この改定は大打撃を受ける病院が多いでしょう😇

 

 

運動器リハビリテーションⅠの点数が185点 ⏩ 1単位あたり1,850円

1人あたり1日3単位減ることになるので、1週間で21単位、1ヶ月で90単位減ります

病棟に30人運動器の患者さまが入院していると、1ヶ月だと2,700単位減ることに…

 

 

1,850円✖️2,700単位を電卓で計算すると、ダメージの重さに震えそうですね😂

 

 

提供できる単位数が減ることで、セラピストにかかる負担も間違いなく増えます

 

1単位あたりの重要度が増しますからね🤔

 

 

炎症治ってきたし、これからガッツリリハビリやるぞ!

 

 

って時期に介入できる単位が減っちゃうことになりますからね😭

 

より、質の高いリハビリが要求されるはずです!

 

 

リハビリ時間を偽りカルテ記載

 

4つ目はリハビリ時間を偽りカルテ記載です!

 

京都府南丹市八木町の京都中部総合医療センターは4日、リハビリの施術時間を偽ってカルテに記載したとして、リハビリテーション科に所属する50代理学療法士の男性を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は2月29日付。男性は同日付で依願退職した。

引用:https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1212911#goog_rewarded

 

 

ドキッとした方もいるんじゃないでしょうか?

 

1単位=20分

 

 

これは大前提です!

 

勝手に短縮して算定していいものでは無いんですね

 

 

60分¥10,000のマッサージ屋さんに行って、50分足らずで終わったとします

 

 

時間を計らず、感覚でやっていた。

 

 

懲戒処分になった理学療法士のようにこう言われたらどう思いますかね?

 

 

単位を取って、お金を貰うんだから時間くらいはちゃんと守りましょう🚨

 

当たり前の事をきっちり守る教訓に出来ると思います

 

 

リハビリでも不適切請求 多額の返還金

 

5つ目はリハビリでも不適切請求 多額の返還金です!

 

 

三重県立総合医療センター(四日市市)が保険適用外の腹腔(ふくくう)鏡手術を開腹手術と装って診療報酬を不正に請求した問題で、センターは3日、東海北陸厚生局による監査の結果を発表した。

腹腔鏡手術に加え、リハビリなどでも保険適用外の請求があったことが新たに判明。

保険者や患者に返還する金額は、少なくとも6億円に上るとみられる。

引用:リハビリでも不正請求 三重県立総合医療センター、返還額6億円に

 

 

・手術の偽り

・20万件のリハビリが保険適応外

・リハビリで適切な書類が作られていない

 

 

記事を見る限りでは、⏫のような不正請求があったようです

 

 

先ほど紹介したニュースは個人単位での問題でしたが、これは病院単位でやばかった事例ですね😇

 

 

手術で1〜2億円、リハビリで4〜5億円を患者さまへ返還しなきゃみたいです

 

病院経営が赤字との噂もあるので、億単位の返還額があると致命傷になりそうですね😱

 

完全にリハビリが病院経営にトドメを指しましたね🤷🏻‍♂️

 

 

リハビリは算定に決まりごとが多く、多少面倒なところもあります

 

ですが、やらないといけないとこを出来ないとこうなってしまうという、教訓になると思います😌

 

 

理学療法士学生 実習先でパワハラ自殺

 

6つ目は理学療法士学生 実習先でパワハラ自殺です!

 

聞いて気持ちのいいニュースではありませんね

 

平成25年11月下旬、養成学校の「近畿リハビリテーション学院」に在学中の学生Aさんが、神戸市内の公園で自殺しているのが見つかった。

引用:https://www.sankei.com/article/20180628-7VJODM6HPZJ3HH5NUQKHD2POGI/

 

 

・アドバイザーから叱責の繰り返し

・週70時間の学習時間

・養成校の対応が遅い

 

こんな問題点があったみたいです

 

 

2013年の事件なのでクリニカルクラークシップが始まる前ですね

 

クリニカルクラークシップとは?

クリニカルクラークシップ(clinical clerkship)とは、従来の見学型臨床実習とは異なり、学生が医療チームの一員として実際の診療に参加し、より実践的な臨床能力を身に付ける臨床参加型実習のことである。

 

今はクリニカルクラークシップという制度で、実習生とアドバイザーお互いにストレスがかからないよう配慮されています🙌

 

 

ですが、一歩間違えればパワハラ・自殺なんて事が平気で起こってしまうかもしれないんですね😅

 

実習生だけではなく、入職してからも起こり得る事でしょう

 

働き方、周りのスタッフとの関わり方という面で、教訓になるニュースだと思います👍

 

 

産後ケア 事業実施者に「理学療法士」を明記

 

7つ目は産後ケア 事業実施者に「理学療法士」を明記です!

 

 

2024年10月30日、こども家庭庁により改定された「産前・産後サポート事業ガイドライン及び産後ケア事業ガイドライン」にて、産後ケア事業の実施担当者として「理学療法士」が明記された。

引用:産後ケアの事業実施者に「理学療法士」を明記

 

 

・母親がセルフケアをできるようになる

・母子が愛着形成をできるようにする

 

産後ケア事業とは母親の身体と心の安定を促進し、⏫の2つをできるように支援することが目的です☺️

 

 

理学療法士の役割としては【産後の運動器症状等に対する支援の充実】が求められています🫡

 

 

・妊娠で腹直筋が15cmほど伸ばされる

・出産で仙腸関節が捻挫

・骨盤底筋郡のダメージ+腹直筋の伸長で臓器下垂

 

 

⏫は妊娠・出産で起きるダメージの一部です

 

サラッと書きましたが、もの凄いダメージになりそうですよね😂

 

 

ひよこ🐣からすると、やっと理学療法士に話が来た!って感じです

 

 

理学療法士の活躍の場が増えているのは嬉しいですね😆

 

今後、理学療法士が産後ケアにいい関わりができたってニュースが楽しみです🙌

 

 

横須賀市で開催 お寺ピラティス

 

8つ目は横須賀市で開催 お寺ピラティスです!

 

週に2回、京都のお寺で健康維持のためにピラティス教室が行われているみたいです

引用:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0bdbc531e3712d802bd961e5ccc0ef2a2c0bac1f

 

後ろ向きなニュースが多くなってしまったので、ポジティブなニュースも紹介します!

 

 

健康維持、怪我・生活習慣病の予防的な意味で理学療法士がピラティス教室をやっているようです

 

 

ピラティスとは、1883年にドイツで生まれたJoseph Hubertus Pilates(ジョセフ・ハベルタス・ピラティス)氏によって考案されたエクササイズです。

自身が様々な病気を持病としてもっており、その病弱な身体を克服するために様々なスポーツや治療法を研究し、それらの組み合わせたものがピラティスの原形だと言われています。

そこから第一次世界大戦中にドイツ軍の従軍看護師となったピラティス氏が、戦争で傷を負った兵士のリハビリに使用し、そのエクササイズを発展させていきました。

 

ピラティスの概要はこんな感じです!

 

理学療法士としてピラティスを学ぶ方も今は多いですよね🤔

 

 

お寺 ✖️ ピラティス

珍しい組み合わせですが、理学療法士の活躍の場はまだまだ広そうですね☺️

 

 

(番外編) リハビリ中の性的暴行

 

これは番外編です

 

しっかりと事件なので、面接では挙げにくい話題でしょう

 

ですが、こんな事件もあったという意味で紹介させて頂きます

 

 

理学療法士の男は6月と7月の2回にわたって、下半身に麻ひがある26歳の女性に対し、女性の自宅でリハビリを行っている最中に性的暴行を加えた疑いが持たれている。

女性は家族と一緒に暮らしていて、理学療法士の男は家族が見ていない隙に犯行に及んでいたとみられる。

引用: https://www.fnn.jp/articles/-/725823?display=full

 

 

理学療法士から性犯罪者が出てしまいました😨

 

内容を見ると、訪問リハビリで起こった事件のようですね

 

利用者さまを性の対象として見て、犯行に及んでしまったのは本当に擁護のしようがありません

 

 

理学療法士の名誉のために言うと、こんな考えで仕事をしている療法士はいません

 

ひよこ🐣は必要があれば触診、徒手治療をしますが、必要でなければ全くタッチしません

 

もっと言えば、体臭が強いご高齢の方でもがっちり介助・身体誘導をしますし、必要がなければ美男美女でも触れることはしません

 

たかが理学療法士だとしても、プロとして働いているからですね

 

ひよこ🐣と同じ考えの方も多いと思います🙄

 

 

二度とこんな犯罪をする理学療法士が出てこないことを祈るばかりです😔

 

 

  • この記事を書いた人

hiyoko@pt2

現役の理学療法士です ポンコツ理学療法士が1人前になるために勉強したことを発信します ◉分かりにくい脳血管疾患のあれこれ ◉転職・勉強会のすすめ 「教科書には書いていない嚙み砕いた知識」を発信します

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