こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
最近は理学療法士に「賃上げの波がきている?」と聞いた方がいると思います
このサイトでは、「理学療法士 給料低い」だの、「理学療法士 オワコン」だのなかなかシビアな事実を紹介してきました😅


って気になる方は、ぜひ記事を参考にしてください!
この記事では以下の3点について記載しています。
・本当に給料は上がる?
・どんなニュースがあったの?
・ひよこ🐣の考え

現役理学療法士の手取りをぶっちゃけた記事もあります🙌
ぜひ、ご自身のイメージとすり合わせをしてみて下さい👍
理学療法士が薄給って本当?
大前提ですが、理学療法士の給料は決して高くありません
まずは給料の概要をおさらいしてみましょう🙌
理学療法士の平均年収
日本の正社員の平均年収:523万円
理学療法士の平均年収:430万円
引用:厚生労働省調べ https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/167
理学療法士って意外と給料いっぱい貰えてるね!
これをみて、そんなことを思う方は中々いないでしょう😅
見た通り、理学療法士は一般的なサラリーマンより給与が低いと考えていいでしょう
引用:みんなの貯金額はいくら?気になる年代別の貯蓄額を公開!
ちなみに⏫が年代別の貯蓄額(平均・中央値)です💸
年代別の差はありますが、平均より給料が低い理学療法士は中央値より貯蓄額はやや下だと思っていいかもしれません😭
昇給も期待できない
理学療法士は昇給も期待できません!
一般的なサラリーマンの昇給率:年3.00%→8,012円
ひよこの昇給 1つ目の職場→年2,000円
2つ目の職場→年5,000円

給料が平均より低く、昇給率も悪いとなると、サラリーマンの給与に追いつく事は難しいですね

なんて皮算用は通用しなさそうですね😌
ベースアップ加算って何?
・令和6年度中に2.5%
・令和7年度中に2.0%
これが厚生労働省の賃上げの水準として上げられています
この賃上げがベースアップ加算と言われています
月給20万円の場合
・2% ⏩ 4,000円
・2.5% ⏩ 5,000円
月給30万円であれば2% ⏩ 6,000円、2.5% ⏩ 7,500円ですね!
令和6.7年度を合わせると、理学療法士は1万円前後の賃上げが期待できます😆
給料は上がった?
悲しいことに令和7年度でも紹介したベースアップ加算による給料UPがされていない職場がかなり多いです
引用:https://www.atpress.ne.jp/news/420303
給料が上がったのは医療施設で3割、介護施設・障害福祉施設では1割に留まっています
政策で給料が引き上げやすいように変わったはずなのにこの有様です
どれくらい給料が上がった?
⏬はベースアップ加算後にどれくらい給料が上がったかPT-OT-ST.NETで聞いているアンケートの結果です
・上がらなかった:52%
・1,000~2,000円:4%
・2,000~3,000円:2%
・3,000~4,000円:4%
・5,000~10,000円:27%
・10,000以上:11%
アンケート結果を見ると、上がっている職場は4割程度と言ったところでしょう
上がる職場であれば5,000円以上昇給するところが多いんですね🤤
約1割の凄いところだと10,000円以上も昇給したみたいです😆
ですが半数は全く上がらず、4割は5,000以上の給料UP、なかなか職場ごとの違いがでていそうです
個人的には企業の業績による影響が大きい気がしています


ひよこ🐣が経営者なら⏫のような事を考えると思います
昇給を検討できる企業に務めていれば恩恵が受けやすかったかもしれませんね🤔
さらに給料が上がるチャンス?
前置きが長くなりましたが、ここからが本題になります👏
3月のニュースです
処遇改善加算の柔軟な配分、リハビリ専門職も対象
参考:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1710
厚生労働省は17日、令和7年度における介護職員等処遇改善加算の取扱いを示したQ&A(第2版)を公表し、介護職員以外の職種にも処遇改善加算の柔軟な配分を認める方針を通知した。
そもそもの処遇改善加算とは⏬の通りになります
Q1.どのような補助金なの?
介護職員等の人件費(一時金等)改善や
職場環境改善(介護助手を募集するための経費、研修費等)の取組を支援します
このように厚生労働省からは説明の文章がありました
元々、この加算はあったんですが令和7年からの変化として大きいのは次の2点ですね
・リハビリ専門職も加算の対象に
・加算率の引き上げ
介護職員への配分を基本とし、特に経験・技能のある職員に重点的に配分することとする
このように加算の説明があって、リハビリ専門職は対象外でした
ですが、今回からは
介護職員への配分を基本としつつ、事業所内での柔軟な職種間配分を認める
と、されています
対象の職種にはPT、OT、STも含まれており、事業所次第では賃上げの流れが始まるのではないでしょうか?
今回の加算の話は病院勤務の療法士には無縁だと思います😯
ですか、少なからず賃上げなどで物価高と闘える職場を選ばないと生活は苦しくなる一方でしょう
今後もお金の動向をチェックして、豊かな生活ができる職場選びをしていきたいですね🙌